マンゴー雑学

マンゴー豆知識

ウルシ科 Anacardiaceae  マンゴー属 Mangifera 
原産地は、インドからインドシナ半島周辺と推定されています。マンゴーは、ウルシ科の常緑高木です。
日本では、路地栽培で果実を実らせることは難しいため、主にビニールハウスで栽培しております。
現在、世界中で約500以上の品種が栽培されており、その主な生産国は、インド、メキシコ、フィリピン、タイ、オーストラリア、台湾で、日本では沖縄県、宮崎県、鹿児島県、熊本県で栽培されています。

マンゴーの栄養

【主な栄養成分(100g中)】
βカロテン(610mcg)、葉酸(83mcg)、食物繊維(1.3g)、カリウム(170mg)

マンゴーは良質のビタミンA(レチノール)を含んでいます。
果肉の濃いオレンジは、ベータカロチンの色です。βカロテンは、細胞の老化を抑える抗酸化作用があるので肌を美しく保つことができ、がん予防にも効果が期待できます。
造血作用のある「葉酸」も多く含まれています。「葉酸」は、貧血予防や母乳の出をよくする効果もあります。 また、カリウムも多く含み、ナトリウムの排出を促進し、高血圧や動脈硬化、脳梗塞や心筋梗塞予防にも作用します。
マンゴーには食物繊維も多く、腸の働きを整え、便秘改善にも最適です。

マンゴーの種類

 国産マンゴー

【アップルマンゴー】
 

品種名:アーウィン、キーツ種(ケイト種)
日本での産地:沖縄、宮崎、鹿児島

 

日本で栽培されているマンゴーは、「アップルマンゴー アーウィン種」がほとんどです。
果実は400〜500g前後の卵形で、果皮がリンゴのように真っ赤になります。オレンジ色の果肉は多汁で、ほどよい酸味と濃厚な甘さ、とろけるような食感が人気です。
自然落下の直前に収穫するものもありますが、自然落下させた「完熟マンゴー」は栄養が行き届いていて高級品とされます。 
出荷時期は6月〜8月頃。
アーウィン種のマンゴーは、台湾からも輸入されていて、6月〜7月頃に出回ります。価格は国内産に比べて安価です。

アップルマンゴーの写真

 国外マンゴー

【フィリピンマンゴー】
別名、イエローマンゴー、ゴールデンマンゴー、ペリカンマンゴー
フィリピンマンゴーの写真

品種名:カラバオ種  日本での主要輸入国:フィリピン


形が細長くペリカンのくちばしに似ていることからこのような名前になりました。外観は黄色く、甘みと適度な酸味とがほどよくマッチし、なめらかな舌触りをしています。1年を通して出荷されるため価格がお手頃でスーパーでもよく見かけます。
表皮に皺がより適度なやわらかさになったら食べごろです。タイマンゴーと比べると小ぶりです。


 
【タイマンゴー】
別名、イエローマンゴー、ゴールデンマンゴー
 

品種名:ナンドクマイ種  日本での主要輸入国:タイ


外見や風味はペリカンマンゴーに似ていて、果皮は薄い黄色で平たい卵形。ペリカンマンゴーより二周りほど大きい。
コクのあるまろやかな甘みと適度な酸味があります。ほぼ1年を通して輸入されているので手頃な価格で手に入るのもポイント。
果皮に皺が出てやわらかさと芳香を感じれば食べ頃です。

タイマンゴーの写真
【メキシコマンゴー】
 
メキシコマンゴーの写真

品種名:ヘイデン種、ケント種、トミーアトキンス種
日本での主要輸入国:メキシコ、ブラジル

国産と同じく果皮がリンゴのように赤と緑に染まり、果肉はオレンジ色で果汁もたっぷり! マンゴーならではの濃厚な香りと甘さが楽しめます。
出回る時期はメキシコ産が 3月〜9月頃、ブラジル産が10月〜4月頃。 早もぎして輸送中に追熟させるため味には多少ばらつきがありますが、価格は国産よりも比較的お手頃です。
メキシコマンゴーの中でもケント種は、繊維質が細かく糖度が高く、絶品です。

【ピンクマンゴー】
別名、ピーチマンゴー

品種名:ケンジントンプライド種  日本での主要輸入国:オーストラリア


果皮が黄色とピンクのグラデーションに染まり、なめらかな口当たりとマイルドな甘さが楽しめます。
オーストラリア産のマンゴーには「キーツ種(ケイト種:マチルバ)」や「ケント種」「パルマー種」「R2E2種」といった品種もあります

【グリーンマンゴー】
別名、カリフォルニアマンゴー
 

品種名:キーツ種(ケイト種)
日本での主要輸入国:アメリカ合衆国・カリフォルニア州

果皮は赤くならず緑色のままで完熟します。果肉はきれいな黄色をしていて、アップルにマンゴーに似ています。
店頭に並ぶのは9月〜11月の秋頃。収穫してから 10日〜2週間前後、追熟が必要な品種で、香りが強くなったら食べ頃です。
ほのかな酸味とさわやかな甘さ、そしてトロリとした口当たりが楽しめます。
日本では、少量ですが沖縄で生産されています。

グリーンマンゴーの写真
【インドマンゴー】
別名、アルフォンソマンゴー
 
アルフォンソマンゴーの写真

品種名:アルフォンソ種、ケサー種、チョウサ種、バンガンパリ種、マリカ種、ラングラ種
日本での主要輸入国:インド

アルフォンソは、キングオブマンゴーの称号にふさわしく、甘み、酸味、香り、繊維の細かさ、食感とも絶妙で最高級のマンゴーと言われている。果重は250g前後で、収穫は3月〜5月頃。また、ケサーとバンガンパリは4月〜6月頃、チョウサ、マリカ、ラングラは6月〜8月頃に収穫されます。
2006年から日本に輸入されるようになったが、輸入量が少ないのと、輸出国の検疫体制の不備により非常に若い未熟の果実しか輸入されず、日本国内で完熟できず本当のおいしさが伝わっていないのが残念!

【ミニマンゴー】

大きい実を実らせるために摘果したマンゴーの総称です。
50〜100g程度と大きさはミニサイズですが、完熟すれば味わいは通常の完熟マンゴーと変わりません。
マンゴー独自の甘さと、皮をむいてそのまま食べられる手軽さもあり最近人気が高まっています。
実に対する種の大きさが普通の大きさのマンゴーより大きいのでコストパフォーマンスが良いと愛好家もいます。

保存の仕方

果肉が堅く未熟なマンゴーは常温の涼しい場所で追熟させます。
完熟したものはポリ袋に入れて野菜室へ。できれば食べる2〜3時間前に冷やすのがよいでしょう。
品種にもよりますが基本的に収穫後7日前後が食べ頃です。
独特の甘い香りが強くなり、表皮の紅が濃ゆくなり果実の先の部分が薄緑から黄色味を帯びてきます。
指先で軽く押した時にやわらかさを感じればOK。

美味しい食べ方

真ん中に扁平で大きな種があり、繊維質が多いので、果実の真んから1cm程度中心を避け縦に3つに切り分けます。
そのまま、スプーンですくって食べても良いですし、切り離した皮を切らないように果肉と皮の間にサイの目の包丁を入れ実を起こすようにして、スプーンで果肉を外して食べても良いです。
また、皮をむいてそぎ切りにしても良いです。

ヨーグルトやアイスクリームなどと一緒に食べてもおいしくいただけます。
ジュースやシャーベット、ケーキなどお好みによっていろりろな用途があります。是非、お試し下さい。

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